クラシックな車体を持つモ1801形が夏の田圃の中を駆け抜けます。元々2扉車だった真ん中にドアを増設しているので、扉間隔が狭いですね。各車妻面に寄ったパンタも印象的です。同形は1801Fが今もなお高師で鳥葬となっており、出来れば保存を期待したいですね。

昇圧後除籍され、高師の側線で鳥葬になっていた頃のモ1751です。この後前面の方向幕等のパーツを7300系に移植したのち、土葬されてしまいました。廃車にするのがもったいないような近代的な電車でした。下回りで少しミソつけてましたけど…。

豊鉄はかつて様々な電機を擁していましたが、最後まで残ったのはこの古典電機でした。前面中央の両開き窓、路面電車同然のブリル台車を履き、最後まで主として保線用に使用されていたようです。除籍後は美しく整備され、静態保存されています。